藝道日記。(平成 12/08/15)
平成十二年八月十五日(火)。


 腕立て八三回。

 昼過ぎた頃都内へと、テラスでバスを予約する。チェンマイ片道二百バーツ。十八時までそこにいて、迎えのワゴン車待っていた。迎えが来たらすぐに乗り、大きなバスに乗り変えてシートを倒してすぐに寝る。
 
 
 
 
 

   


 皇太子夫妻同乗の産婦人科バスに乗っている。実際に現実の世界で乗っているバスと同じ。私も妊娠中である。超音波検査の結果、私は数種類の甲虫を受胎していると言うことが判明する。

 医師のところに行き、いろいろと相談する。その間皇太子夫妻は流産の不運に見舞われる。自分の席に戻ってみると、いつのまにか自分が出産したらしい甲虫が何匹か座席に転がっていて、それは死産したらしく蟻がたかっている。

 その脇にどうやら自分が産んだらしい赤子もいて、その赤子にも蟻がたかろうとしていた。 

 



 休憩すぐに目が覚める。当然寝覚めは最悪だ。象ビア一本四十バーツ、買って一気に蹴り込んで、現実逃避に本を読む。

 『つゆのあとさき』読了。
 


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