藝道日記。(平成 12/09/26)
平成十二年九月二十六日(火)。

一応、領収書を作って
メールで送っておいた。
 



 通訳のお手伝いは滞りなく終了し、どうやら受注できそうです。まあ、私の通訳なんて関係なく受注できたのは工場令息の見積が完璧だったからなんだけどね。

 とりあえず頑張ってお仕事している日本の技術者様方に久しぶりに接することができたし、地域社会に少しでも貢献できたのでなんとなく嬉しいです。近所の工場で働く人たちに対して肩身が狭かったのいままであたし。

 そんで報酬の茉莉香米四キロと単三アルカリ乾電池四本は今日届けられるようです。その他のビールとカラオケなのですが、お仕事後たっぷり奢っていただきました。


 ご令息は予想通り港のコインカラオケ屋さんを御存知なく、女の子が付くボックススタイルのところに連れて行かれました。三人でジョニ黒を飲んでお勘定は三千バーツあまりです。港で死ぬほど飲んで歌う額の十倍、ここの事務所兼住居家賃の実に一・五倍です。

 久しぶりに何か違う世界をかいま見たような気がしてとても新鮮でした。しかし日英バイリン字幕の『いとしのエリー』VCDなんて、誰がどこでどうやって作ってるんだろ?
 
 

 


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