よいこの読書日記−平成13年07月

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読んだ本
07月02日 天保悪党伝                    藤沢周平 角川書店
07月23日 
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07月02日 天保悪党伝                    藤沢周平 角川書店
 ああそうです。花魁を足抜けさせ、またどこかに売り飛ばすような悪党にわたくしもなってみたいのです。しかしわたくしは、ここにでてくる花魁言葉がどうしてもダメなのです。その花魁言語を頭の中で再生すると同時に自分の頭の中で作り出した花魁の優雅な顔がすべて林家木久蔵になってしまうのでありんす。
 これはきっと後楽園ホールに出向き、わざわざ三度も笑点の公開録画を見たことがあるというわたくしの過去がトラウマとなっているのだと思います。読みながら女衒的美意識に満たされかけるとすぐに木久蔵師匠が邪魔をするので、仕方なくわたくしは途中で悪党になることを諦め、花魁になることに専念して読み続けたのですがそれはそれで自分が木久蔵師匠になったようないやな気分になったのです。
 本当に藤沢周平さんには申し訳ない読み方をしたと思います。
07月23日 
『ソー・シワラック もう一つののノーベル賞を受賞した文筆家』イップ・バンジャン 文芸出版社
(↑上記の書名と出版社名は原文を無理矢理日本語に訳したものです。検索エンジンで探したりすると徒労に終わりますのでご注意下さい)
 今から六年前、泰国籍の人間で初めて「The Alternative Nobel Prize」と呼ばれる「Right Livelihood Award」を受賞したソー・シワラックさんに作者のイップさんがスウェーデンまでついていき、受賞にまつわるエピソードややこれまでの仕事の周辺などをインタヴューした本。インタビューなのかドキュメンタリーなのかはっきりしない書き方がなんとなく沢木耕太郎的で、読んでいるうちに時折誰が喋っているのかそれとも地の文なのか台詞なのかはっきりしなくなるのは辞書を引かずに解るところだけ読んでいったあたしの自己責任なのは間違いない。
 どっちにせよ、今後スウェーデンに行く予定の私にとってはツボな内容でした。

成13年07月の順位
一等賞
07月23日 
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07月02日 天保悪党伝                    藤沢周平 角川書店
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