藝道日記。(平成 11/04/20)

未だにこの野菜の正式名称を知らない。
 八百屋で野菜を買う。一束5バーツ。八百屋のおばちゃんにもう先生はやってないのか、と聞かれる。どうやらこの界隈で私は教師をやっていると言ううわさが流れているらしい。勉強を教えているのではなく、タイ語を部屋にいて一人で勉強してるんだ、と答えておく。
 部屋に戻ってご飯を炊き、シャワーを浴びて下着を二枚洗濯する。野菜を切って砂糖と味噌で炒め、ご飯の上にかけて食べる。身体中汗だらけになる。温かいご飯は身体を熱くするのだなと思う。長い作品を10枚やったらの0時になったので寝る。

 八時に起きる。小麦粉だけのお好み焼きを作って食べる。
 8時半からタイ語の勉強を始める。1ページほどやったところでいつものように飽き、日本に国際電話を掛けなければならない事を思い出し、アパートのレセプションにその旨告げると事務所の方で手続きしなければならない、と言われて諦める。
 が、やはり諦めきれずにこうなったらインターネットフォンだ、レッツダウンロードとばかりに接続し、試用版のダウンロードに1時間もかけてしまう。 正午になり、下の雑貨屋に氷(6バーツ)を買いに行き、朝と同じように小麦粉を焼いて食べる。オイスターソースをかけるとそう悪くないことに気づく、新しい発見である。
 時間を無駄に使ったため、12時22分から勉強を再開する。1ページやったところでインターネットフォンのことを思い出しインストールしてみるが使うまでにはかなり面倒なことに気づく。ここ三ヶ月ほどこんな感じの無駄の多い行動パターンを取っているような気がする。
 仕方がないので小麦粉に砂糖を混ぜて焼いて食う。小麦粉なくなる。しかしこれで次から米を食う事が出来る。
 別のタイ語の本を読みながらベッドに横になったため、眠ってしまう。起きると15時30分慌てて2ページタイ語の本を読む。
 17時になる。食事と買い物に行く。どうして豚の顔面辛子炒めご飯が食べたかったのだが、なかったので米だけ買って帰る。キロ15バーツの餅米2キロとキロ20バーツのちょっといい米2キロ、全部で70バーツ。
 家に戻ってタイ語本をさらに1ページ読む。とりあえずこれで今日のノルマは終わる。しかしいつものようにタイ語は全然頭には入っていない。
 外に出て、インスタントラーメンのマーマー(5バーツ)を買う。煙草をどうだと勧められるので、クロンチップを一本(2バーツ)買って吸う。

今日は88バーツ。
 

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