藝道日記。(平成 12/05/18)
平成十二年五月十八日(木)。 


 午前二時半に目が覚める。すかさず二度寝。

 私は印刷屋で働いていてその印刷屋は出版社も兼ねている。そこに原稿の打ち合わせとかの用事で町田康が良く来る。ある日町田康と呑みにゆくことになり、二人で飲むのだが酔っぱらって潰れてしまい、気が付くと私はクリーム色袖無しのダウンジャケットを着ていて町田康はもういない。

 ダウンジャケットを着たままSPEEDのミュージカルを見に行って、その後新垣仁絵島袋寛子と友達になり、SPEEDのツアーに同行してアメリカの地方都市に行くが、そこで私の友達のアフリカ系アメリカ人たちが次々と殺人事件に巻き込まれてゆく、と言う夢を見るが、夢の中の私は新垣島袋にファンなんです、と言っていた。
 


 で、私はアメリカで町田康を探すのだが、町田康は何故かアメリカに移転している印刷屋出版社の前であっさり捕まり。私は無事ダウンジャケットを返す。

 ちなみに私は今まで町田康は随筆の文章を雑誌で見たり対談を読んだりしたことしかなく著書は読んでない。なんで夢に出てくるかはまったく理解できない。もしかしたら彼のサイトを見て格好いいなあと思ったせいかもしれない。

 SPEEDはごくたまにラジオで流れる。もしかしたら私はSPEEDが好きなのかもしれない。

 そんな夢を見て目が覚め、七時頃からメールページ製作。送信更新八時。
 



 
 

 メルマガ製作配信、キャベツと玉葱トマト長寿麺で焼きそば作る。オイスターソースと胡椒で味付け。量ちょっと多い。油も使っているし、このままじゃせっかく減った体重がリバウンドしてしまうような気がする。

 


オイリー。


 


カレーの黄色は?

 

 十時から本読みながら十三時まで寝る。トマトと玉葱胡椒貝柱カレー粉ぶち込んで炊き込みご飯の準備をする。炊けたらすかさず食って読書。じゅん太様(仮名)到着と十五時三十分に右の本格派ソムチャーイ様(仮名)から電話あり、十六時頃出かける。



 バス渡し船と乗り継ぐ、途中で『はじめの一歩』がどうなっているか気になり、KC WEEKLY三十バーツを買う。バスに乗りながら読む。なぜヴォルグ・ザンギエフが日本で一歩とスパーリングしてるんだ? 驚く。さらに乗り換えてじゅん太様のホテルへ。おみやげをいただき、マッカサンのくるくる鶏イサーン料理屋でご馳走になり、更にスリウォンのカラオケ屋でカラオケご馳走になる。

 


 タクシーでペッブリーまで乗っけてって貰い、そこから六〇番のバスでラチャダムノン・クラン通りに行く、すぐにエアコン八十二番が来るが、ポケットにはわずか十二バーツの現金がない。普段私は三桁以上の現金を持ち歩く事なんてまずないのだ。ああ、漫画なんか買うんじゃなかったと後悔しながらバスを見送り、ATMで一〇〇バーツ下ろしてからだいぶ待ってようやく来た次のバスに乗る。

平成十二年五月十七日に戻る。平成十二年五月十九日に続く。
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