藝道日記。(平成 12/10/30)
平成十二年十月三十日(月)。

   
 宿をチェックアウトし、朝の街を歩いてバス・ターミナルに行きました。市場の活気が非常にあたくしの心を誘います。歩いてお散歩がてら国境を越えることもできるし、もし充分な手持ちのお金と一ヶ月ほどの時間があれば、あたくしはここに住んでしまうだろう、と思ったほど、ここが魅力的な街に思えました。
 
  
 朝九時過ぎにハード・ヤイ行きのバスに乗りました。当然ノンエアコンでした。しばらく走るとハードヤイのバスターミナルに着きました。そしてターミナル脇の屋台で派手に食いまくって毀れたあと、あたくしはナコン行きのエアコンバスに乗りました。大人しく乗っていたらしばらくして見慣れたナコンの街並みが見えてきました。 

   
 あたくしはバスを降りてソンテウに乗り、そのまま駅に行きました。そして明日三十一日、昼十二時二十分の大首都行き列車三等座席を予約しました。

 それから田中良夫(仮名)様のお宅に行く前にネット屋で接続をしました。十九分も繋ぎ、データの出し入れを終えると真っ直ぐ田中良夫(仮名)様のお宅へいきました。
 

 
ソンテウ車内。


部屋と蚊帳と布団と田中良夫(仮名)。

  
会議中。

 そして二人で今回の試合のレポートのことなど相談し、田中良夫(仮名)様の要望などを聞いているうちに凄くツボにはまりまくりました。
  



食事中。
  
 さらに二人で鶏肉脂飯カオマンガイを食いに行きました。南部のカオマンガイは首都圏のものとは全く違っています。どう違っているのか説明したくないほど違っているのです。

 部屋に戻りまた二人で試合のレポートのことなどを話し合いながら珈琲を飲みます。弾けモードなので素晴らしくつまらないことがツボに入って笑えて仕方がないのです。あたくしも練乳生のまま吸いすぎて歯がしみ始めています。口の中でねちゃねちゃしているのが練乳なのか溶けた自分の歯なのかわからないほどでした。



議事録。

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